MAHORA TAROT
タロット占いとは
タロットの始まり、占いとしての発展、78枚の基本構成を紹介します。
タロットの始まり
タロット占いは、カードを引き、その意味と置かれた位置から、現在の状況や気持ち、今後の流れを読み解く占いです。
現在では占いのカードとして広く知られていますが、最初から占い専用に作られたものではありません。現在確認されている初期のタロットは、15世紀のイタリアで、現在のトランプ遊びのように、複数人で勝敗を競うカードゲームに使われていました。
当時のカードには、現在のトランプのマークのように、杯・剣・棒・硬貨を表す4種類の絵柄がありました。現在のタロットでは、これらをカップ・ソード・ワンド・ペンタクルと呼びます。
タロットを古代エジプトなどへ直接結びつける説もありますが、歴史資料から確認できる出発点は、15世紀ヨーロッパのカードです。
占いに使われるようになった時期
タロットと占いの結びつきが広く知られるようになったのは、カードの誕生より後のことです。
18世紀後半のフランスでは、タロットの絵柄に神秘的な意味を見いだす考え方が広まりました。エッティラの名で活動したジャン=バティスト・アリエットは、カード占いとタロット占いを広めた人物として知られています。
その後、タロットはさまざまな思想や占術と結びつきながら発展しました。そのため、現在もカードの意味や逆位置の扱いには複数の考え方があります。
現在広く知られている絵柄
現在のタロット占いで特に広く知られているのが、ライダー=ウェイト=スミス版と呼ばれるタロットデッキです。一般には「ライダー版」や「ウェイト版」とも呼ばれています。
このデッキは、アーサー・エドワード・ウェイトの構想をもとに、パメラ・コールマン・スミスが絵を描き、1909年にイギリスの出版社から刊行されました。
大きな特徴は、大アルカナだけでなく、小アルカナの数札にも人物や場面が描かれていることです。絵から状況を連想しやすい構成は、その後の多くのタロットデッキにも影響を与えました。
「まほらの無料タロット占い」でも、ライダー=ウェイト=スミス版の図像を用いたカードを使用しています。
タロット78枚の構成
一般的なタロットは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚を合わせた78枚で構成されています。
14枚 カップ
14枚 ソード
14枚 ペンタクル
14枚
大アルカナ 22枚
愚者、魔術師、女教皇、女帝など、象徴性の強いカードです。人生の転換、重要な課題、強く表れている心理や状況を示すものとして読まれることが多くあります。
ただし、大アルカナが出たから必ず大きな出来事が起こるという意味ではありません。質問者にとって、そのカードのテーマが強く表れていると考えます。
小アルカナ 56枚
小アルカナは、日常の出来事、感情、考え方、行動、人間関係などを具体的に読み解くときに使われます。
- ワンド:行動、意欲、挑戦、情熱
- カップ:感情、愛情、人間関係、心の満足
- ソード:思考、判断、言葉、緊張や対立
- ペンタクル:仕事、現実生活、金銭、安定、積み重ね
4種類それぞれに、1(エース)から10までのカードと、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの4枚があります。
タロットで分かること
タロットは、現在の状況にどのような傾向があるのか、自分や相手にどのような気持ちが表れやすいのか、今の流れを続けるとどこへ向かいやすいのかを考える材料になります。
- 今の状況で見落としていることは何か
- この関係はどのような流れにあるか
- 仕事を進めるうえで何に注意すべきか
- 現在の流れを続けた場合、どのような結果になりやすいか
- 状況を良くするために、どのような対策が考えられるか
占い結果は、未来の出来事を保証するものではありません。現在の状況を整理し、今後を考えるための参考として利用してください。
参考資料
歴史上の事実は、次の美術館・博物館の公開資料で確認しています。